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技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO40

大規模広域豪雨を踏まえた 水災害対策のあり方について ~複合的な災害にも多層的に備える緊急対策~ 平成30年の災害の概要西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的豪雨が発生した。その結果、広域的かつ同時多発的に河川の氾濫や土石流等が発生し、200 名を…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO39

今日は、健全な水循環についてです。 水循環系を取り巻く状況変化と問題点• 気象の変化• 急激な都市化・産業の集中及び都市域拡大• 土地利用の変化 • 産業構造の変化 • ライフスタイルの変化(多消費型社会への変化等)• 経済の高度化、効率性重視 • 過疎化…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO38

久しぶりの勉強です。連休で旅行に行っており勉強サボっていました。これから、ペースを上げていきたいと思います。 今日は、近自然河川改修と土砂災害防止法についてです。 近自然河川改修より大きな次元(点→線→面→立体→時空)からの視点今までのような「…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO37

河川のデザインの続きです。 ■骨格のデザイン河川の景観は、水の流れ、瀬や淵、河原等の微地形、堤防や河畔林、周辺の建物や背景となる山並み等、多くの要素から構成されている。これらの要素の多くは、一つ一つが無関係に存在し、配置されているものではな…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO36

河川のデザインの続きです。 ■流域の連携の視点●まちづくりとの一体的な取り組み まちづくりの上位計画である都市計画等における河川の位置づけを明確にすることや、河川の計画・事業面でまちづくりと一体的に実施すること等により、良好な河川景観の整備や…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO35

河川景観についてです。 河川景観とは、「地形、地質、気候、植生等様々な自然環境や人間の活動、それらの時間的・空間的な関係や相互作用、そしてその履歴等も含んだ環境の総体的な姿」として考えるべきものである。また、この場合の景観とは、見る人の心的…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO34

今後の河川管理のあり方について ・管理水準の持続的な確保 ①管理水準の確保に関する制度整備②河川の規模や施設の重要度等に応じた管理水準の確保 ・管理技術を継承する人づくり、仕組みづくり ①データベースの構築 ②管理の技術継承、人材育成③地域の安全を…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO33

土砂災害の発生の現状と対策について考えてみました。 ① 近年の土砂災害の実態・発生件数などの現状 平成30年の土砂災害発生件数は、3,459件(過去最多件数) 1道2府41県で3,459件の土砂災害が発生し、昭和57年の集計開始以降過去最多件数。(これま…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO32

受験申込書作成について記載します。 ■受験申込書の目的業務経歴表の業務内容欄、業務内容の詳細欄は口頭試験の試問資料として使用されます。したがって、口頭試験を見据えて十分配慮して作成することが必要です。 ■受験申込書の作成準備業務内容の詳細欄に…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO31

必須科目について、2019年度の改正により、拓一式に変わって記述式になります。建設部門全般に共通したテーマについて、「専門知識、応用能力、問題解決能力、課題遂行能力」が問われます。12年度まで行われていた一般論文が参考になるようです。参考にひと…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO30

観光強化は国の施策でもあります。河川分野での観光貢献とグリーンインフラについて考えてみました。 水辺空間等の整備の推進 河川全体の自然の営みを視野に入れ、地域の暮らしや歴史・文化との調和にも配慮し、河川が本来有している生物の生息・生育・繁殖…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO29

は土砂管理について考えました。 土砂管理の課題土砂の収支バランス(流砂系のバランス)が崩れており、下記の弊害が生じている。・上流部の荒廃にともなう土砂流出・土砂流出に伴う中流部での河床上昇による洪水リスクの増大・ダム湖への土砂流入による洪水…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO28

↑ 上記の「スタディング」さんに「技術士講座」があります。電車で通勤されている方は試してみてもいいかもしれません。(全講座一覧で確認できます) 土砂災害対策検討委員会の内容について記載します。平成30年7月豪雨による土砂災害を踏まえ、土砂災害の被…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO27

前回の続きで、西日本豪雨の対策について記載しました。 ●対策河川と砂防が連携した取り組み。山間部の谷の出口には土石流を抑える砂防堰堤を、河川の上流には土砂を補足する貯留施設を、下流では洪水や土砂が円滑に流下できる断面の河道をそれぞれ整備する…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO26

↑ 上記の「スタディング」さんに「技術士講座」があります。電車で通勤されている方は試してみてもいいかもしれません。(全講座一覧で確認できます) 西日本豪雨についてまとめてみました。●概況台風7号による暖かく湿った空気により梅雨前線の活動が活発に…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO25

↑ 上記の「スタディング」さんに「技術士講座」があります。電車で通勤されている方は試してみてもいいかもしれません。(全講座一覧で確認できます) 昨日に続き、ICTの導入について少し掘り下げてみました。 ICT導入の背景建設業就業者 H9 685万人→ H28 492…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO24

ICTについて考えてみました。 導入の意義 少子高齢化による人材不足、熟練工の高齢化による生産性の低下に対応ICT技術を全面的に活用した施工の推進 実施例・活用例・UAV(ドローン)による起工測量・3次元設計データ作成・3Dマシンガイダンスによる施工→…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO23

インフラのストック効果について考えます。 メンテナンスはセカンドステージに入っていると言われている。今後の社会資本整備は、維持管理やストック効果の最大化をこれまで以上に重視する傾向にあり、「見える化」や「見せる化」を目指している。今後、人口…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO22

ダム再生についてまとめてみました。 既設ダムの有効活用には以下のような特長がある。 ・堆砂対策や最新技術の導入等により、施設の長寿命化や治水・利水 機能の回復・向上がダムを運用しながらでも可能。・利水容量を洪水調節に活用するなど、運用改善だけ…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO21

わかりやすい防災情報について、掘り下げてみたいと思います。 現状・情報を活かせず逃げ遅れが多数発生している。・防災情報がわかりにくく、受け手に的確に伝わっていない事例がある。・避難情報発令が遅れる場合がある。・情報伝達手段が少ない。・住民等…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO20

洪水防御計画について記載します。 洪水防御計画策定において、必要な事項を下記に示しま す。技術士試験では、下記の知識を組み合わせて回答する必要があると思います。知識として覚えたいと思います。 ○水文データ解析 どのような規模の洪水を対象とするの…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO19

本日は河道計画の設定方法についてです。 河道計画について河道計画とは、洪水が海まで安全に流れあわせて河川環境が維持、増進されるよう設計。また自然の力も利用しながら目標とする河道を形成していく。 1 計画高水位の設定(計画高水流量の洪水を安全に…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO18

前回に続き、河川工学の基礎と防災(中尾忠彦著)を紹介します。 河川水理学河川水理学とは、河川の水位、流速がどのように決まるか、流速や河道の条件が与えられたときに水位・流速を求め、逆にある水位・流速が望まれる時にどのような手段をとるか。これを…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO17

河川工学の基礎と防災(尾忠彦著)を読みました。技術士試験に役に立つこともあると思いますので、内容の一部を紹介します。 河川工学河川の便益を増進し害を取り除くため、人間が河川に働きかけるとき、科学技術の方面からそれを支えるもの。 自然河川の性…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO16

今日は河川の維持管理について考えてみます。 河川の維持管理の特徴河川は水源から河口まで、それぞれ異なる地域特性を有している。また土砂の流出や植生の変化等により長期的に変化していくが、その変化は一様でなく状態が変化していく自然公物である。堤防…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO15

前回の「破提の原因と設計上の留意点」についての続きです。 対応策について○良質な材料使用・低透水性できるだけ不透水性であること 。河川水の浸透により浸潤面が裏のり尻まで達しない程度の透水性が望ましい。・高い内部摩擦角高い密度を与える粒度分布で…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO14

本日は、破提の原因と設計上の留意点について考えます。 破提の原因越流→計画を上回る洪水の流出、土砂流出に伴う河床の上昇など浸透→河川水位の上昇に伴う堤体への浸透、降雨の堤体への浸透など洗掘→水衝部、障害物による偏流、供給土砂量の減少など崩壊→流…

土木のデザイン その8

長谷川浩己さんの「風景にさわる」という本がとても参考になりましたので、内容の一部を紹介したいと思います。 ランドスケープデザインとは、その変容にいかに意識的に関わるか。世界はあらゆることの大きな流れが層状に重なっている(レイヤー)だと見るこ…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO13

今日は、技術士塾の小松さんが、ユーチューブで公開されている動画が非常に参考になりましたので、内容の一部を紹介します。詳しくはユーチューブをご覧下さい。 課題解決問題のポイント課題と解決策の結論が同じにならないように記載。試験官は論文を読んだ…

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO12

今日は、想定を超える浸水被害への対応について考えます。 特徴と課題 (特徴→課題)・地球温暖化に伴う気象災害の激甚化→甚大な人的被害や都市機能が停止するような大規模な浸水の発生に対する対応力の強化が必要・都市部の地下街やゼロメートル地帯など都…