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技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO21

わかりやすい防災情報について、掘り下げてみたいと思います。

現状
・情報を活かせず逃げ遅れが多数発生している。
・防災情報がわかりにくく、受け手に的確に伝わっていない事例がある。
・避難情報発令が遅れる場合がある。
・情報伝達手段が少ない。
・住民等は行政の出す情報に依存し、災害への対応が受け身となり、 当事者意識が薄い場合がある。

特徴と課題
・防災情報の受け手及び受ける状況は、多種多様で不特定である。住民一人ひとりに即した情報を示すことは困難。
→できる限り多くのの受け手が理解でき、どんな状況でも受け取ることができる情報伝達システムの構築が必要
・避難情報は、避難に要する時間を考慮し早期に発令する必要がある。避難勧告等の発令が間に合わないこともある。
→避難情報発令に関して適切な判断を行うための体制の確立が必要。また、避難情報が発令しなくても避難を行う体制づくりも必要
・避難情報は住民の行動に大きな影響を与えため、適切な情報であることが必要
→避難情報発令のための情報収集体制、気象予測、災害発生予測など予測制度の向上が必要。

課題解決策
・受け手側に立った分かりやすい情報の発信ために、5段階の警戒レベルを設定など、災害発生のおそれの高まりを直感的に理解しやすいものとする。警戒レベルごとに、住民が取るべき行動、住民の行動を促す情報、避難情報等のリンクづけを行い事前に周知するなど、情報を出す側と受け取る側が共通認識を持てるよう、わかりやすく防災情報を整理する。

避難勧告等の発令に資する情報を、気象庁、施設管理者等が連携して取り組むことにより、市町村の適切な発令判断を支援する。

複数の災害リスクを一元的に把握できるよう、各種災害のリスク情報等を重ね合わせてマルチハザード表示できるシステムを構築するとともに、表示情報を充実する。

イラスト等を用いた視覚的にわかりやすい防災情報の提供をおこなう。

今日のコラム

いつ挑戦をはじめるか
来年に延ばしても、来月に延ばしても、来週に延ばしても、「もっと早く始めていれば」と後悔する可能性は残る後悔する可能性がないのは、いま始めること「これからのあなたの人生で一番若いのは今日」やらなかったことでする後悔のだけはしないでおきましょう。