スポンサードリンク

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO32

受験申込書作成について記載します。


■受験申込書の目的
業務経歴表の業務内容欄、業務内容の詳細欄は口頭試験の試問資料として使用されます。したがって、口頭試験を見据えて十分配慮して作成することが必要です。

■受験申込書の作成準備
業務内容の詳細欄に記載する業務について、自身が経験した業務のなかから技術士にふさわしい業務を洗い出します。
では、技術士にふさわしい業務とは何でしょうか。下記に示すような高等の専門的応用能力を必要とする業務と言えます。
・問題点は何かを見つけ出す能力
・解決策を立案する能力
・解決策を実行する能力
・実行を踏まえて、改善策を立案する能力
業務を抽出際は、「業務内容」「業務上の課題」「解決策」を明確にすることが大切です。

■業務経歴票作成時の注意点
・自身が体験した業務内容がわかる表現を
・空欄はなるべく残さない。何の業務であったか内容がわかるように補足説明を加えて記述。
・従事期間になるべく空きがないよう切れ目なく記載。

■業務内容の詳細欄について
・その業務で何が問題であったのか
・その問題を解決するために何が課題となったのか
・その課題をどのように解決したのか
問題点とは具体的な事象。課題とは問題を解決するための取り組み。解決策は問題点となっている原因を究明し、それを取り除く手段を策定すること。この問題点、課題、技術的解決策を明確にする必要があります。これらを明確していないと記載内容について、試験官は様々な観点から質問されることになりかねません。このためこれらを明確にすることにより、口頭試験での質問を答えやすい内容に持ち込むことが可能になます。

上記に注意して、受験申込書を書いていこうと思います。

 

今日のコラム

平凡を非凡に変えるのは何か。
ひとつのことを飽きずに黙々と努める力。
言わば今日一日を懸命に生きる力。
その一日を積み重ねていく継続の力。
すなわち継続が平凡を非凡に変える。