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技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO47

一般論文対策として「生産性革命プロジェクト 20」について記載します。


■ピンポイント渋滞対策
・効率的な渋滞対策により、有効労働時間を増加。トラックやバスの担い手不足にも対応。
・高速道路の全区間のうち、約1割の区間で、高速道路全体の渋滞損失時間の約4割が発生。→データ分析によるピンポイント対策で解消を図る。
例)サグ部やジャンクション部の拡幅など
■高速道路を賢く使う料金制度
・料金体系の整理・統一とネットワーク整備、及び管理主体の統一も含めた継ぎ目のない 料金の実現を目的に新たな高速道路料金を導入
・新たな料金の導入により、過度な交通集中の生じていた東大阪線の渋滞が緩和するなどの効果を発現
例)新たな料金の導入により、ネットワーク整備と相まって、都心通過から外側の環状道路に交通が転換し、 首都高速道路全体で通過交通は約1割減。
東名~東北道間は8割以上が圏央道の利用を選択するなど、圏央道の利用が促進。
■コンパクト・プラス・ネットワーク ~密度の経済で生産性を向上~
・経済活動の装置である都市のコンパクト化、密度アップ、公共交通の利便性向上により、訪問介護の移動時間激減や中心市街地での消費額増加を実現するなど、サービス産業の生産性を大幅向上。
■インフラメンテナンス革命 ~確実かつ効率的なインフラメンテナンスの推進~
・我が国のインフラは急速に老朽化が進み、維持管理・更新費用が増大し、将来的な担い手不足が懸念されており、予防保全等の計画的なメンテナンスによる費用の平準化・縮減や作業の省人化、効率化を図っていくことが必要
・インフラメンテナンスサイクルのあらゆる段階において、多様な産業の技術やノウハウを活用し、メンテナンス 産業の生産性を向上させ、メンテナンス産業を育成・拡大することで、確実かつ効率的なインフラメンテナンスを実現
■ダム再生 ~地域経済を支える利水・治水能力の早期向上~
・近年頻発する渇水や洪水が企業等の生産活動に及ぼすリスクを早期に軽減するため、既設ダムの貯水能力を最大限活用することが有効。
・「ダム再生ビジョン」(平成29年6月策定)を踏まえ、既設ダムを最大限に活用したソフト・ハード対策 (賢く柔軟な運用×賢く整備)を戦略的・計画的に進め、利水・治水両面にわたる効果を早期に発揮させる。
例)降雨予測等の精度向上を踏まえ、渇水・洪水に 応じて、ダムを柔軟に運用する手法を導入。既設ダムの堤体への放流設備増設やかさ上げを進め、 既設ダムの大幅な能力向上を図る。
■i-Constructionの「深化」 x Open Innovation
・調査・測量から設計、施工、検査、維持管理・更新までの全ての建設生産プロセスでICT等を活用し建設現場の生産性を2割向上。
・ICT活用拡大、大規模構造物の3次元設計拡大、インフラ・データプラットフォーム構築等に取組むとともに、更なるオープンデータ化を進め、ベンチャー企業等を巻き込んだオープンイノベーションによる新技術開発に活用
例)ICT活用の拡大 施工:土工、舗装工、浚渫工に加え、河川維持工事(河川浚渫)、営繕工事、コンクリート舗装工、法面処理工、舗装修繕工 、基礎工(港湾)、ブロック据付工(港湾)へ拡大、 点検:インフラの空間把握(橋梁・トンネル)へ拡大。
例)官民連携の研究開発により、建設生産プロセス全体を3次元データで繋ぎ、施工の高度化や品質の確保を図るため、インフラ・データプラットフォームの構築
■道路の物流イノベーション
・平常時・災害時を問わない安定的な輸送を確保するため、基幹となる道路ネットワークに対し、機能強化や重点支援を行う「重要物流道路制度」を創設するとともに、ダブル連結トラックによる省人化、 特大トラック輸送の機動性強化、新東名・新名神の整備促進・機能強化など、トラック輸送の生産性向上に資する取組を積極的に展開する。
ビッグデータを活用した交通安全対策
ビッグデータの活用して速度超過や急ブレーキの発生等の潜在的な危険箇所を特定し、速度抑制や通過交通進入抑制対策を実施
・生活道路対策エリアの登録を全国的に拡大し対策を推進
ビッグデータを活用した交通安全対策及び効果検証の好事例を共有
■「質の高いインフラ」の海外展開 ~巨大市場を日本の起爆剤に~
・IoTなどの未来型新技術を活用した市場の開拓を含め、海外の旺盛なインフラ需要を積極的に取り込むことにより、我が国企業体質の強化、価格競争力・生産性の強化を図り、強靱な国土交通産業の成長軌道を拓く成長循環型の「質の高いインフラ」の海外展開を強力に推進する。
・インフラシステム海外展開の拡大に向けた5つの戦略 (①チームジャパンの確立/②競争力の強化/③増加するPPP案件への対応/④相手国への貢献を通じた受注機会の拡大⑤受注企業への継続的サポート)

今日のコラム

映画「コンフェデンスマンJP」を観ました。
香港を舞台に繰り広げられる騙し合い。何が嘘で、何が本当か。予想をしながら観るのがこの作品の楽しみでもあります。ヘビーオーディエンスになってくると、なんとなく予想できるようになってきますが。(笑)この映画はストーリーと破天荒なキャラクターが魅力だと思います。最後は、騙されてもすっきり感ありました。