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技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO81

台風19号など相次ぐ自然災害を踏まえ「国土強靭化」事業費の上積みする報道がありました。

国では、防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策を昨年度から3か年にわたって実施しています。緊急対策について、河川に関係する事項をまとめました。

基本的な考え方

・防災のための重要インフラ等の機能維持

・国民経済・生活を支える重要インフラ等の機能維持の観点から、特に緊急に実施すべきハード・ソフト対策について、3年間で集中的に実施する。

◆取り組む対策

1防災のための重要インフラ等の機能維持

・大規模な浸水、土砂災害、地震津波等による被害の防 止・最小化 

・救助・救急、医療活動などの災害対応力の確保 

・避難行動に必要な情報等の確保 

2国民経済・生活を支える重要インフラ等の機能維持

・電力等エネルギー供給の確保 

・食料供給、ライフラインサプライチェーン等の確保 

・陸海空の交通ネットワークの確保 

・生活等に必要な情報通信機能・情報サービスの確保 

◆主な具体的措置

・全国の河川における堤防決壊時の危険性に関する緊急対策

・全国の河川における洪水時の危険性に関する緊急対策[河道等、堤防 及びダム]

・中小河川緊急治水対策プロジェクト[再度の氾濫防止対策及び土砂・ 流木対策]

・全国の中小河川における土砂・洪水氾濫等の危険性に関する緊急対策 

・全国の内水浸水の危険性に関する緊急対策

・全国の大河川や国土交通省所管ダムの電力供給停止時の操作確保等 に関する緊急対策

・全国の雨水ポンプ場等の耐水化に関する緊急対策

・全国の水門・陸閘 りっこう 等(海岸保全施設)の電力供給停止時の操作確保等に関する緊急対策

・全国の海岸堤防等の高潮等に対する緊急対策

・全国のインフラ・ライフラインの土砂災害に関する緊急対策

・全国の火山における火山噴火緊急減災対策砂防計画の策定等及び同 計画に基づく緊急対策

・全国の土砂災害警戒区域等における円滑な避難の確保に関する緊急 対策

・全国の海岸堤防等の耐震化に関する緊急対策

・防災・減災、国土強靱化を担う建設業の担い手確保等に関する緊急対 策

・全国の水文観測・監視施設の緊急対策

・全国の大河川における情報収集に関する緊急対策

・河川情報の提供方法・手段等に関する緊急対策

・全国の内水浸水のソフト対策に関する緊急対策

・高潮対策等のためのソフト対策に関する緊急対策

・土砂災害対策のためのソフト対策に関する緊急対策

・全国の火山の監視カメラ等の緊急対策

・気象・地震等観測施設の継続性確保に関する緊急対策

・気象業務を維持するための拠点施設の継続性確保に関する緊急対策 

今日のコラム

 山城についての講演会に参加しました。

 山城の魅力

・当時の姿がほぼ100%残っている。平城は、堀など埋め立てられており、ほとんど当時の姿から改変されている。

・戦国時代の人々の知恵を解き明かす。どう考え、どう守ったか。

山城はまだ黎明期であり素人でも楽しめるし発見もできる。

 

これからも、登城、調城など「山城」を楽しんでいきたいと考えています。