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技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO48

国土交通白書について、まとめてみたいと思います。

「観光先進国の実現と美しい国づくり」について

観光立国の意義→国内外からの交流人口の拡大によって地域の活力を維持し、社会を発展させる。

外国人旅行者数→平成29年の訪日外国人旅行者数は、2,869万人(対前年比19.3%増)となり、5年連続で過去最高を更新。

建設分野での観光への貢献

1 良好な景観の形成

・社会資本整備における景観検討の取組み→地域住民や学識経験者等の多様な意見を聴取しつつ、事業後の景観の予測・評価を行い、事業案に反映。

・無電柱化の推進→良好な景観の形成や観光振興、安全で快適な通行空間の確保、道路の防災性の向上等の観点から、無電柱化を推進

・「日本風景街道」の推進→多様な主体による協働の下、道を舞台に、地域資源を活かした修景・緑化を進め、観光立国の実現や地域の活性化に寄与

・景観に配慮した道路デザインの推進→安全・円滑・快適に加えて、景観面での美しさを備えた道路を整備。安全・円滑・快適に加えて、景観面での美しさを備えた道路の整備

・水辺空間等の整備の推進→河川全体の自然の営みを視野に入れ、地域の暮らしや歴史、文化との調和にも配慮し、河川が本来有している生物の生息、生育・繁殖環境及び多様な河川景観を保全・創出するための「多自然川づくり」をすべての川づくりにおいて推進。

2 自然・歴史や文化を活かした地域づくり

・我が国固有の文化的資産の保存・活用等に資する国営公園等の整備

・古都における歴史的風土の保存

・歴史的な公共建造物等の保存・活用

・ミズベリング・プロジェクトの推進→、日常的な生活や経済活動を営みながら、身近にある川をほとんど意識していない人々や民間企業に対し、川の外から改めて川の価値を見いだす機会を提供する取組み

・グリーンインフラの取組みの推進→社会資本整備や土地利用等のハード・ソフト両面において、自然環境が有する多様な機能(生物の生息・生育の場の提供、良好な景観形成、気温上昇の抑制等)を活用して、地域の魅力・居住環境の向上や防災・減災等の多様な効果を取得

地域活性化への貢献

・「まち」を活性化→・地方都市における都市のコンパクト化と交通ネットワーク形成の推進。中山間地域等における「小さな拠点」の形成

・民間活力を中心とした都市の国際競争力の強化等を図るための都市再生の推進→地域ごとに異なる資源や特性を地方自らが活かし、それぞれ異なる課題に対応することで、人口減少を克服する取組み

・地域戦略に基づく事業推進→戦略に沿って施策の企画立案、事業推進、効果検証を進めていく

・地域経済に関する官民のビッグデータを分かりやすく「見える化」した、地域経済分析システム(RESAS)の活用→現状や課題の把握、強み・弱みや将来像の分析、基本目標やKPI(重要業績評価指標)の設定、PDCAサイクルの確立に活用

・地方創生カレッジにより地方創生に必要な専門人材を育成・確保

・まちの魅力・活力の維持・向上を通じた 地域参加型の持続可能なまちづくりの実現

・交流の場の創出や道路の質の維持・向上を図るため、道路空間を有効活用した官民連携による取組みの推進

・都市のコンパクト化と公共交通網の再構築をはじめとする周辺等の交通ネットワーク形成は、居住や都市機能の集積→住民の生活利便性の維持・向上、サービス産業の生産性の向上等による地域経済の活性化、行政サービスの効率化等による行政コストの削減

 

今日のコラム

花のきれいな季節になりました。

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