スポンサードリンク

技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO65

九州では記録的な大雨により大変な被害が発生していま少しでも早い復旧を望んでおります。このようななか、気候変動への対応について記載します。


○比較的発生頻度の高い外力に対し、施設により災害の発生を防止
・これまで進めてきている施設の整備を着実に実施
→コスト縮減、施設の長寿命化、維持管理の簡易性の確保など実施にあたって工夫する。
・災害リスクの評価を踏まえたウィークポイント等に対する重点的な整備
→流域対策(土地利用、内水対策等)によるリスク軽減も同時に検討
・将来の外力増大時に、できるだけ手戻りなく施設の追加対策が講じられるよう工夫
→嵩上げ可能な堤体構造、河床掘下による断面確保に対応できる護岸(根入れ)など
・ 比較的発生頻度の高い外力に対し、施設により災害の発生を防止
→施設で対応する外力と、避難などソフト対策と同時に行うべき外力の適切な設定

○規模想定し得る最大規模の外力への対応
• 様々な規模の外力に対する災害リスク(浸水想定及びそれに基づく被害想定)の評価
→流域内メッシュごとの浸水リスク(浸水深や浸水頻度)と各浸水段階における被害想定額により災害リスクを算出
• 各主体が、災害リスク情報を認識して対策を推進
→上記で示されたリスクの周知と、それぞれの主体において、リスク低減へ対策の実施
(河川改修、浸水深低減策、被害額低減策など)
・災害リスクの評価・災害リスク情報の共有
→対策を実施により災害リスクを常に見直し公開する。簡易に評価の更新が可能なシステムの構築。

○ 施設の能力を上回る外力に対し、施策を総動員して、できる限り被害を軽減
<施設の運用、構造、整備手順等の工夫>
・既設ダム等を最大限活用するための運用の見直し
→操作規則の見直し(利水容量の有効利用、治水以外のダムの治水の利用、各ダム間の効率的な連携)
・迅速な氾濫水排除のための排水門の整備や排水機場等の耐水化
内水対策の充実と施設の耐水化による信頼性の拡充
・災害リスクをできるだけ小さくするための河川整備の内容、手順の見直し等
→リスク評価を的確に実施し高リスク箇所の優先的な整備。
<まちづくり・地域づくりとの連携>
・災害リスクを考慮した土地利用・住まい方の工夫等
→リスク情報の開示(不動産売買時)、建物の耐水化(ピロティ―形式など)
 水害を考慮した社会的な制度設計(リスクに応じた水害保険料の設定等)
<避難、応急活動、事業継続等のための備え>
・避難に関するタイムライン、企業の防災意識の向上、水害BCPの作成等、施設の能力を大幅に上回る外力に対し、ソフト対策を重点に、命を守り、壊滅的被害を回避するなど
→水防災意識社会の再構築
・広域避難体制の整備
→隣接する自治体間の協力体制の整備、自治体を超えたハザードマップの策定
・国、地方公共団体、公益事業者等の関係者一体型のタイムライン等

今日のコラム

映画「ワンピース スタンピード」を観ました。
 ワンピースは昔から大好きで、3年ぶりの劇場版と言うことでとても楽しみにしていました。戦闘シーンが多く描かれ迫力満点で映画館で見て正解でした。一人で戦う最強のバレットと敵をも仲間にしてしまうルフィーとの戦い。力を合わせ、個々の力以上の力を出す。そして持てる力の全てを出す。まさにルフィーの真骨頂ですが、ルフィーはこの信念と信念の戦いに勝利できるのでしょうか?最悪の世代、王下七武海、海軍、革命軍、CP0とこれでもかというほど、大物キャラが出てきましたが、ちょっと出しすぎ感はありました。ひとりひとりが魅力的なキャラであるため、短時間の演出では、その魅力が伝えきれない気がします。多くのタレントの中でも、私としてはスモーカーがなかなか良かったと思いました。