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技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO41

建設一般の課題として「災害に強い国づくり」「効率的、効果的な施策の実施」「地球温暖化対策」などについて考えてみました。

災害に強い国づくり
総合的な防災対策の推進
複数のハード的対策やソフト面の対策を複合的に組み合わせ、関係機関が共同して戦略的に実施する総合的な防災対策を推進し、一層の防災減災効果を発現する。
防災性の質の高度化
施設の防災性の強化だけによらず、環境面、景観性、価値観の多様化、ユニバーサルデザイン等にも配慮した防災施設の質の高度化を図り、利便性と機能性のより高度な施設整備を推進する。
災害に強い基盤整備
・高齢者等の災害弱者の安全性を確保するためのハード及びソフト対策
IT技術を利用した情報防災の整備
・災害時に避難可能な、交通のシームレスの拡大、交通ネットワークの構築
・コンパクトで機能的な都市再編に伴う防災強度の改善
社会資本整備におけるハード及びソフト両面からの対応
防災のみを考慮した社会基盤の整備は非効率になる場合が多いため、都市・交通の再編等に併せた地域全体としての防災の検討が必要

効率的、効果的な施策の実施
限られた財源でより効率的な対策を実施するために、重要性の高い施策順に戦略的・重点的な財政投資を行う。また、各種事業間との横断的な連携を図りつつ、地域住民と合意形成を図り厳格な時間管理と事業評価のもとに実施していく必要がある。

建設部門の地球温暖化対策
・渋滞対策として、環状道路の整備、主要渋滞ポイントやボトルネック踏切の解消
・円滑な物流の確保として、国際港湾や空港、鉄道との幹線道路ネットワークの整備
・市街地の歩行者中心のまちづくり。通過交通の抑制やコンパクトなまちづくり。
・道路と公共交通機関の連絡をスムーズにすることによる、公共交通の利用率の向上。
・道路工事、占用工事の集約による交通規制の削減
・公園、道路、河川など公共区間の緑化の推進
・建設機械のCO2低搬出型、低燃費型のさらなる使用促進とアイドリングストップなど運転方法の改善促進

今日のコラム

広島平和記念公園へ行ってきました。

原爆ドームでは、存在感、歴史の重み、哀しみを感じました。74年の歳月がたっても広島には傷跡が残っています。何年たっても原爆が投下された事実と悲しみがこの街から消えることはありません。原爆など作るべきではなく、使うべきではない。ましてや人の住む街に使用するなどありえないことだとあらためて思いました。

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広島平和記念公園