技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO91
もう2月に入りました。技術士を目指す皆様も、そろそろ勉強を始めるころではないでしょうか。当ブログでも少しでも役立つ情報を提供していきたいと思いますので、参考にしていただければと思います。
危機管理型防災対策
減災型治水対策
背景
・地下利用の多様化
・高齢者等災害弱者の増大
・地域コミュニティの減退
→防災機能の脆弱化(社会的背景)
対応策
集水域マネジメント
「雨をゆっくり流す、しみこませる、ためる」をキーワードとして雨水の貯留・浸透施設の設置、緑地の保全、土地利用の規制・誘導など、河川の領域を超えた集水域マネジメントを推進し、洪水被害の軽減、地下水の涵養、平常流量の維持管理を図る。
健全な水環境の復元
1人間にとって安全にして快適であること
洪水災害を押さえ、飲用、農業用水など水利用を適度に充たし、潤いと安らぎを与え優れた河川湖沼景観を提示すること
2自然本来の水環境の復元
開発などにより変化してしまった水環境を少しでも修復して本来の、水環へと近づけること
3多様な生態系(生物群)との共生
地域特有の生態系を維持できる流量、水質、生態系を維持できる流量、水質、河床や護岸、水辺などの連続性の確保