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技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO55

今日は、専門科目のⅡについて、回答概要について記載します。私は、Ⅱ―2-1を選択しました。回答を見直してみて、「ああすればよかった、こう記入すべきだった」と後悔ばかりです。しっかりと振り返りを行い、反省をすることも成長につながると思っています。

問題 Ⅱ―2-1
 近年、激甚な災害が各所で発生し大規模な災害復旧事業が進められているが、環境の保全に配慮しつつ災害に強い社会資本の整備が求められている。あなたが環境に配慮した災害復旧工事の検討業務を担当することとなった場合、河川、砂防及び海岸・海洋のいずれかの分野を対象として、以下の問いに答えよ。
(1) 調査検討すべき事項とその内容について説明せよ。
(2) 業務を進める手順について、留意すべき点、工夫を要する点を含めて述べよ。
(3) 業務を効率的・効果的に進めるための関係者との調整方法について述べよ。

私の回答案(概要)
(1) 調査検討すべき事項とその内容
① 被災の原因の把握
災害調査、洪水痕跡(DWL)、現況河床高など
② 環境調査
生態系、河川特性、水質調査など

(2) 業務を進める手順について、留意すべき点、工夫を要する点
① 再度災害の防止
下流の状況を勘案した河川システムとしての再度災害防止
② 生態系調査は、希少種、地域特性、上下流のつながりを示す生物等の調査
河川特性は、川の持つダイナミクスやモルフォジー(河川形態)についての調査
継続的なモニタリングや事後調査が重要
川の自由度を確保するとともに、洪水時は災害を防止する機能を発揮するよう設計

(3)業務を効率的・効果的に進めるための関係者との調整方法
生態系、環境工学、都市計画などの専門家の連携や継続的な調査や維持管理などのために地域との連携が必要。ビジョンを共有するとともに、事業プロセスや情報を共有し信頼を得ることが重要。また、経験を蓄積しナレッジとして共有することも大切。

今日のコラム

ここのところ雨の日が多いですね。
試験もとりあえず終わりました。日本国紀を読んでみて、歴史について、考える大切さが少し理解できました。これから歴史について勉強してみたいと思っています。そんな感じで、こんな雨の日は読書をして過ごすことにしています。
また、鈍ったカラダをほぐすために、屋内プールもオススメです。今日もゆっくり泳いできました。雨の日のプールはオススメですよ。