技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO89
寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
今年はじめての山城登りに行ってきました。
冬は、草がなく山城巡りに最適の季節です。
下の写真は、趣のある主郭に続く虎口の階段です。
今後の河川管理のあり方
〇人と水との持続的な関係を築く
流域海域が一体となり、水、土砂、生物、栄養塩類等の物質の状況を総合的に考慮した水の流れ、生物の生息、生育空間、人と川の関係など「つながり」の回復が重要。
・連続性と環境(エコロジカル)ネットワークの構築
①水、生物の移動性、土砂、栄養塩、人と水辺、水に関する地域活動等の連続性、継続性の確保
②景観、周辺環境、生物の生息生育環境などについて既存施設のさらなる活用と不足している機能の確保
・河川とダムが連携した水辺環境の整備
①ダム貯水地での水質改善、ダムからの下流の環境改善を目的とした放流
②水辺へのアクセス性の確保
③連続した魚道整備
④自然再生整備
→ダムから河口まで連続的に実施
・ダムの機能向上(既存施設の有効利用)
①事前放流施設の設置
②サンドバイパスの設置
③計画的な放流の実施(放流規則の見直し)
・河川や水辺空間の持つ多様な機能を活かす
①まちづくりとの連携→歴史的、文化的な川づくり、せせらぎの復活、清流の確保、地域性を活かした整備などをまちづくりと一体となって実施→地域の創意工夫を生かせる仕組みづくり
②水路網の再生
③水辺の賑わい空間の創出(河川空間の有効利用)
※アンダーラインはキーワードです。