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技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO52

今日は7月7日七夕です。

いよいよ試験まであと1週間となりましたね。今日は図書館に行って少し勉強してきました。皆様もあと1週間がんばりましょう。

洪水計画策定に留意すべき事項についてです。
ダムによる洪水調節の方式は、基本高水を計画高水流量まで低減するため、調節方式調節容量を定める。
(1) 洪水調節方式
ダムの洪水調節方式は、一定率放流方式(ダムへの流入量のうち一定の割合で調節を行う量を決める方式)定量放流方式流入量のうち一定の量を放流することで調節を行う方式。もっとも単純な方式)自然調節方式(ゲートなどの操作を行わず流入量の調節を行う方式。穴あきダムなど)などいくつかの方式があるため、河道の整備状況、対象洪水波形、河川規模などを勘案し適切な方法を検討する。
(2)洪水調節容量
流域基準点及びダム下流の基準点において計画高水流量を満足し、最大可能容量の範囲に収まる容量を設定する。調節方式によっても容量は変化する。多目的ダムでは制限水位方式(洪水期に洪水調節のための容量を大きくとるために、洪水期に限って常時満水位よりも水位を低下させる方式)、予備放流方式(洪水が予想される場合に、制限水位又は常時満水位に水位を保持していた場合でも、必要な洪水調節容量を確保するために貯留水を事前に放流し、一時的に一定の水位(予備放流水位)まで下げる方式)など利水との容量調節方式を計画する。
(3)連携操作の可能性
単独ダムで調節するか、ダム群の連携によるか、ダムサイトの条件、洪水調節効果、他の利用目的との関係、経済性などを勘案して検討する。
(4)治水対策の費用対効果
基本高水のダムと河道への配分にあたっては、河道とダムの事業規模の組み合わせを様々に変えて分担量/費用曲線を作成し、事業費が最低となる組み合わせを検討する。

 

今日のコラム

当日の心構えを書いた本がありましたので紹介します。

さあ来た
顔をあげて、気持ちをあげて
受かるのは他の誰でもない私たち
私たちが受かるために、今日の試験がきた
私たちが受かるために、問題が出る
私たちが受かるために、サプライズがある
私たちが受かるために、終了の合図がくる

サプライズは、ほとんど毎年あります。
形式の大きな変化、誰もが予想していない知識の出題
ほとんどの受験生がサプライズに惑わされます。
サプライズのせいで、その他の通常の問題も落とす人が多いのです。
しかし、サプライズは、逆転のチャンスです。
まず、形式の大きな変化があっても、聞いている知識は、
その資格の資格者が有していなければならないものに変わりはありません
また、予想していない知識は、誰も準備していないわけですから、知識不足では相対的に沈みません。持っている知識で少しでも正解に近づければ、相対的にあがります。
これが、相対評価であることを「わかっている」と言うことです。「知っている」とは全く違います。