技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO84
久しぶりの投稿です。仕事が忙しいことと、パソコンの調子が悪いことでなかなか記事を書けませんでした。
台風19号災害での、長野県の浅川の事例を紹介します。
支流河川の合流部において、本川の増水に伴い水門を閉鎖し、排水機場による排水を稼働したところ、本川の水位がさらに増加し、本川の管理者より排水ポンプの停止要請を受け、内水氾濫が生じたました。
この河川で、過去に生じた内水氾濫では、排水ポンプの能力が不足しいたことが原因であったため、ポンプの増強による排水能力向上と雨水調整池の設置などの対策を組み合せた対策を行っていた。しかし今回はその想定とは異なり、本川の水位が上昇したことにより、上流から流れ込む水を排水できず、本川との合流部付近で氾濫したものであった。
このことから、本川の流下能力向上はもちろんのこと、排水ポンプ停止後の対応を検討するとともに、雨水調整池などの流域治水対策の効果も検証していくことが重要となる。例えば、増水時に流域の水田などを、堤防で囲み遊水地として利用していくことなどが対応策となる。
来年度以降このような事象への対応も試験の対象となることが予想されます。
口頭試験対策
口頭試験での予想試問を記載します。
・技術士法の目的について述べよ
・技術士の義務と責務について説明せよ。
・公益確保に関して業務の中で留意していることは何か
・技術士法の欠格条項について説明せよ
・CPDに関する取り組みについて
・技術士試験を受験した動機は
・技術士の資格を使って何かなしたいことはあるか
今日のコラム
筆記試験を合格された方から、コメントをいただきました。
このブログも、参考にしていただいたとのことで、本当にうれしく思います。
志を同じくする方に、少しでも役に立てたらと思い書いてきましたが、ひとりでもその様に感じていただいた方がいて感激してます。
これからもよろしくお願いします。