技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO87
今日は、大晦日。今年最後の投稿になります。
今年は、技術士受験を通じて多くのことを学ぶことができました。
受験勉強を通じて、ノートを1冊作りましたので、
それを記載していきたいと思います。
今までと内容がかぶることも多いと思いますが、その点はご容赦ください。
水害リスクの減災力
〇ダムによる洪水調節→発電ダムを活用した水位低下
ブロック等の備蓄
〇氾濫水の排除→緊急排水路の建設 洪水排除のための堤防開削
〇流域治水対策→下水道の改良 管内貯留 貯留施設の建設
〇防災訓練→防災教育、発災対応型防災訓練 地域防災リーダーの養成
〇水害危険性の周知→破堤に伴う氾濫水の最大流速 湛水時間の分布の提示
水害地形分布図
〇洪水・災害・予測情報の収集→浸水センサー レーダー 上流市町村の情報が把握できる体制
〇防災情報の伝達→防災メール サイレン 自主防災組織 防災マップ作成 避難路避難情報
〇広域避難
今日のコラム
司馬遼太郎が小説「関ケ原」の中で山内一豊に語らせた石田三成に対しての評です。
太閤は晩年の政治は、ことごとくあの治部少輔(石田三成)が代行した。政治というものはすべての人が満足できるようなものではない。一方によければ、一方に悪い。その悪いほうが、太閤をうらむわけにはゆかぬため、恨みをことごとく治部少輔にもってゆく。人の恨みを矢にたとうれば、三成は全身はりねずみのごとく矢が立っている。太閤はそのかげにあって、一矢も傷つかず幸福な晩年を送られた。治部少輔の評判のわるさはことごとくそのせいであって、かれの人柄ではござらん。
まさに石田三成の本質を現した文書ではないでしょうか。