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技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO61

皆様お盆はいかがお過ごしでしょうか。私は筆記試験の惨敗感からようやく抜け出し、少しづつ勉強を始めようと思っています。

~水害から命を守る緊急提言~ 水害サミット実行委員会について4回目です。

本文
4 地域の実情を踏まえた防災体制の構築への支援
土砂災害特別警戒区域や浸水想定区域等の指定後において、住民の主体的な避難を促すためには住民説明会などの継続的な開催が有効である。これらの取組を行う市区町村に対する支援はもとより、住民が自然災害の恐ろしさを再認識し、避難しなければ命
を守ることができないという切迫感ある映像等を作成するなどのソフト対策への支援を充実させることと併せ、水害発生時の逃げ遅れ等による人命の危険性の低減を図るため、災害リスクがある脆弱な堤防の効果的な補強など、河川の状況や地域の実情に応じた合理的なハード事業を促進すべきである。
また、「自らの命は自らが守る」という意識の醸成や地域防災力の向上のため、例えば、住民自らが防災士などの資格を取得する際の支援制度の拡充や行動変容を起こすための地域防災研修会、講演会開催等への財政支援を行うことで行政主導の防災対策から住民自ら避難することを判断できる社会へと転換すべきである。

考察
必要な対応として、地域との継続的なリスクコミュニケーションの実施があります。過去の災害を風化させることなく伝承すること。災害体験で得た防災の知恵を伝えていくことが重要となります。そのために財政面も含めた仕組みづくりを行っていく必要があります。
ハード対策にあたっては、リスクを十分に把握したなかで、効果的な事業を行う必要があります。財政面や人材面で限られたタスクを適切に配分していくことが重要です。
防災士などの資格制度の充実には、資格取得者に対するインセンティブをどう付与していくかが課題であり、報酬も含めた財政的な支援も重要であると考えます。

今日のコラム

夏といえば花火。地元の花火大会に行ってきました。最近の花火は色も綺麗で、着実に進化していますね。

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