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技術士(河川・砂防及び海岸)受験に役に立つブログNO80

久しぶりの投稿です。

台風19号が猛威をふるい、日本各地で大きな被害が生じました。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

台風19号災害の現時点で抽出されている課題を列記してみます。

・工事の終了した完成堤防が破堤した。→計画に基づいて完成した堤防が決壊したことから、想定以上の降雨への対応がより必要となった。

・避難所への移動時に被災した。→避難路の交通規制が相次ぎ行き場を失った。また、現場に規制の情報が伝わっていなかった。

・地域により洪水想定、警戒意識に差があった。→近年出水が少なかった地域に警戒感が小さい傾向強かった。

土砂災害警戒区域外での土砂災害の発生→地球温暖化による降雨量増加も踏まえた見直しが必要。

・決壊した13河川で水位計が設置されていなかった。→河川水位は、避難情報の判断材料であるが、設置コストなどが支障となり水位計が設置されていなかった。

SNSを活用した浸水推定段彩図の作成→SNS上の写真を活用して被害を解析

・被災後の浸水リスク上昇→堤防の損壊や排水機場の被災後の降雨による、反乱リスクの上昇

・降雨のピークが過ぎた後の、河川氾濫の発生→雨のピークが過ぎたことによる安心してしまうという心理。

・被災状況の把握の遅れ→人手の不足や、組織間の情報共有の不足

 

今回の台風災害の経験を生かして、上記の課題を、ひとつひとつ解決していくことが大切です。

私も技術者として、何ができるのか考えていきたいと思っています。

 

10月29日に筆記試験の合格発表がありました。

予想に反して合格していました。何がよかったのかわかりませんが、コツコツと努力した成果が出たのだと考えています。私のような凡人でも、やればできました。

これから口答試験に向けて勉強を始めたいと思います。

次回からしばらく口答試験について記載していきたいと考えていますので、よろしくお願いします。