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下水道第3種技術検定試験に役立つブログ(22日目)

試験前最後の投稿です。

試験前に今までの勉強を見直し復習をしましょう!

水質試験です。
 高水温期には生物の増殖速度、有機物の分解速度は上昇します。水温が10°上昇すると反応速度は2倍になります。
 BOD/COD比が2程度の時は活性汚泥の処理が最もしやすいと言われています。(低いより高い方が処理に適します)
 通日試験は、日平均負荷や水質経時変動を把握するために行います。
 残留塩素とは、遊離形有効塩素、結合型有効塩素を言います。次亜塩素酸のイオン、クロラミンのような結合型残留塩素を言います。試験法は、0.1㎎/l以上の場合、よう素滴定法を、0.05㎎/l以下の場合はオルトトリジン(OT)法を用います。
 CODは、水中の汚濁物質を酸化剤で酸化する際に消費する酸素量を㎎/lで表したもので、試薬に過マンガン酸カリウム(国内)、ニクロムカリウム(海外)を使用します。亜硝酸性塩など還元物質が存在するとCOD値が高くなることがあります。C-BODは、硝化を抑制した状態で測定したBODで、N-BODはアンモニア性窒素などが硝化細菌により酸化されるために要する酸素量です。硝化を抑制するためには、MLSS濃度を低くする、SRTを短くする、MLDOを低く保つなどが必要です。

 アルカリ度には、Mアルカリ度(総アルカリ度)〔PH4.8〕、Pアルカリ度(水酸化イオンによるアルカリ度)〔PH8,3〕があります。 アルカリ度が高くてもアルカリ性が高いとは言えません。
IDODとは、瞬時の酸素消費量(15分間放置後の溶存酸素減少量)のことです。

試料の保存方法についてです。浮遊物質→0~10°の暗所に保存、ヘキサン抽出物質→PH4以下で密栓して冷蔵、アンモニア性窒素→酸性(PH2~3)で0~10°の暗所に保存、アルカリ度は空気を遮断した状態で保存します。

 

今日のコラムです。

 人を動かす。

  知恵や理屈では人は動かぬ。

  愛情こそ人を動かすことができる。