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下水道第3種技術検定試験に役立つブログ(21日目)

いよいよあと3日です。

 

施設管理についてです。
汚泥日令とは、反応タンクに流入する浮遊物質がタンク内に滞留する平均時間です。汚泥日令=(MLSS濃度×反応タンク容量)/(流入下水の平均SS濃度×流入下水量)

脱窒とは、亜硝酸性窒素、硝酸性窒素が窒素ガスに還元されることです。(硝酸塩中の酸素を使って、有機物を酸化する反応) 

ポンプの先行待機運転とは、ポンプ井の水位が運転水位に達する前にポンプを始動することです。

SCADAとは、遠隔地の設備の状態監視や操作を目的としたシステムで、監視制御システムとも呼ばれます。

初期運転です。
 終沈で分離された汚泥は、返送比にこだわらずできるだけ速やかに反応槽に返送し反応タンクの活性汚泥の育成を図ります。反応タンクでの長時間反応は、活性汚泥の酸化を進め、汚泥の細分化により処理水の透視度の低下を招くため、ブロアの絞り込みや、間欠運転を行うのが一般的です。

悪臭対策です。
 水洗浄法は他の脱水装置の前処理として用いられます。アンモニアに対しては、水溶性であるため有効です。(10PPM以下は効果が薄い)
 充てん塔式生物脱臭は、生物のじゅん養が必要です。
 活性炭吸着法は、メチルメルカプタンのような酸性物質には効果があるが、アンモニアやアミンなどの塩基性物質には効果がありません。比較的高価で圧力損失が大きいのが特徴です。
 直接燃焼法は、臭気を800°程度で燃焼分解します。
 エアレーション酸化法は好気性バクテリアによって悪臭物質を酸化分解します。
 土壌脱臭法は、土壌の通気性、排水性の確保が必要
 アルカリ洗浄法は、水酸化ナトリウム溶液と硫化水素、メチルメルカプタンなど酸性物質を接触させて除去します。

ばい煙処理です。
 サイクロンは、遠心力を利用してばいじんをガスから分離します。湿度のあるガスには不向きです。
 電気集塵機は、コロナ放電を利用しばいじんに荷電し、クーロン力によって集じん極にばいじんを付着させます。
 バグフィルタは、ろ布を利用しばいじんを分離します。温度管理が重要で、数年でろ布の交換が必要です。
 セラミックフィルタは、セラミック製のフィルタによりばいいじんを捕捉します。高温排水処理が可能です。
アルカリ溶液吸着法は、水酸化ナトリウム溶液に硫黄化合物や塩化水素を吸収させ処理する方法です。
 二段焼却法は、窒素酸化物の抑制に有効です。燃焼に必要な空気を2段階以上に分けて供給し、酸素不足により発生する還元炎が窒素酸化物を還元します。
 排煙処理塔(吸収冷却法)は、高温ガスと水とを向流接触させてガス温度を下げ、排ガス中のばいいじん量、重金属のヒュームを減少させます。

 

今日のコラムです。

「なぜあなたの仕事は終わらないのか」からです。

・勉強について、何かの実践のために知識が必要な場合は、知識はやりながら覚えていくものである。
・自分が幸せになる行動をしないと、人は幸せになれない。
・一度しかない人生です。夢を供給できる仲間を見つけ、日夜を忘れて没頭できるような環境に自分を置いてください。未来の社会はそんな人たちが作り出していくのです。