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下水道第3種技術検定試験に役立つブログ(20日目)

ブログも20日目となりました。試験までもう少しです。

あと少し頑張りましょう!

施設管理です。

MAP(リン酸マグネシウムアルミニウム)の管渠の閉塞防止対策としては、合成樹脂ライニング管鋳鉄管の使用、汚泥移送前の強制的な曝気、ポリ硫酸第二鉄の添加などがあります。

嫌気性消化タンクの投入汚泥濃度は2~4%程度、重力濃縮タンクへの投入固形物濃度は1%未満とします。消化タンクへの負荷は、1~3有機分/㎥・日程度を目安とします。汚泥の嫌気性消化は、酸性発酵期→酸性衰退期→アルカリ性発酵期の順で有機物を液化、ガス化し安定化及び減量します。
消化率を求める式です。消化率=(1-(消化汚泥の有機分+投入汚泥の無機分)/(投入汚泥の有機分+消化汚泥の無機分))×100 
消化ガスは5~15倍の空気が混入すると爆発する危険性があります。したがって、外気の侵入を防ぐため常に正圧(1~3k㎩)とします。また、運転開始時は、消化槽の空間部は窒素などの不活性ガスで置換えます。消化ガスは有機分減量1㎏あたり500~600Nl発生します。消化ガスはメタンガス60~65%、二酸化炭素33~35%、硫化水素0.02~0.08%で構成されます。

汚泥焼却炉です。 
流動床焼却炉は、高温運転850°により温室効果ガスである一酸化二窒素、シアン、ダイオキシンの搬出をおさえることが可能です。汚泥投入開始時は、750~800°になってから行います。加給式流動床焼却炉とは加圧下(0.15MP)で焼却するもので温室効果ガスや電力使用量の削減が図れます。炉内点検口から排ガスが噴出するのを防止するため、炉内圧は負圧(-0.3~―0.5KPa)を保ちます。し査は高めの温度で焼却します。流動媒体の蓄熱量が大きいため、再稼働時の昇温時間が短く間欠運転が可能です。汚泥を均等に投入しないとクリンカ(炉壁などに付着する灰やカス)の発生を招きます。汚泥溶融炉の燃焼温度は1200~1500°と高温です。

汚泥の炭化です。
炭化は熱分解技術で、加熱温度500°前後から、メタン、エチレンなど乾留ガスが発生し、最終的には多孔質の構造をもった炭素が固定された熱量に富んだ汚泥形態に変わります。炭化汚泥は、土壌改良剤、肥料、石炭代替燃料として使用されます。

 

今日のコラム

 紅葉が最盛期を迎えています。何枚か写真を撮りましたので、一部を掲載してみます。

 

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紅 葉