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下水道第3種技術検定試験に役立つブログ(15日目)

今日で10月も終わりですね。もうひと頑張りしましょう!

 

汚泥返送比の算出です。 

汚泥返送比=反応タンクのMLSS濃度/(返送汚泥のSS濃度ー反応タンクのMLSS濃度)で算出されます 

反応タンクの異常についてです。
放線菌による発泡です。

発泡物は茶白色、橙色、褐色で重く粘着性を帯びます。これを防ぐためには、SRTを短くしたり、嫌気―好気法を採用するとよいです。
クロラミンとは結合性残留塩素で、十分な殺菌能力があります。
活性汚泥の固液分離障害の原因ですが、活性汚泥の流出→終沈の水面積負荷の過大 解体状態の活性汚泥フロックの流出→エアレーションの過剰 気泡が付着した活性汚泥の浮上→脱窒での窒素ガスの付着 沈降・圧密性の悪い活性汚泥の流出→放線菌、糸状細菌の増殖(バルキング)などがありますので覚えましょう。

送風機についてです。

送風機は、容積型とターボ型があり、容積型は、シリンダ等の容積変化を利用して、空気を送る送風機であり、高圧小風量に適しています。往復動式小ターボ型は、羽根の回転運動により空気を送るもので、軸流型と遠心型があります。軸流型は、吸込方向と吐出方向が一直線上にあり、低圧大風量に適しています。
送風機の吐出圧力を上昇させるためには、回転数を上げる方法と羽根を直列につなぐ方法があります。羽根を直列には、送風機を 2 台直列に並べる方法と羽根自体を直列につなぐ方法があり、羽根を複数直列につないだ送風機を多段送風機と呼びます。
容積形回転式ブロアでは一般的に回転数制御による風量調節が行われています回転数を下げると効率はいちじるしく低下します。このような場合能力の小さい送風機を別に設置した方が経済的です。
多段ターボブロアの始動時は吸い込み及び吐出しの風量調整弁を全閉にします。回転数が規定値まで上がった時に風量調整弁を開き送風し、停止するときは全閉にしてから停止する。風量調節は吸い込み側の弁で行う。起動及び停止時の放風弁は必ず全開とする。

サージング現象は定格風量より吐出量が小さい時に起こる圧力などが繰り返し変動する現象である。振動、騒音発生し、損傷につながる場合がある。防止のためには吸い込み側の弁を絞るとよいです。

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今日のコラム

 思っていても、変わらない。はじめないとはじまらない。

 一番避けたいのは、やらずに後悔すること。

 考えることより行動。動けば自然に見えてくる。