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下水道第3種技術検定試験に役立つブログ(11日目)

いよいよ試験まで、あと20日となりました。

まだまだ、これからでも間に合います。頑張りましょう。

 

今日も試験に出やすい用語を学びましょう。

 

DO(溶存酸素)とは、水中に溶解している酸素量です。有機物などの汚濁物質などによって消費されるため、汚染測定の目安とされている。また、活性汚泥処理等の生物処理では、運転管理の制御指標に用いられる。

硫化水素は、硫黄と水素の無機化合です。硫酸塩の還元によっても生じる、無色で腐卵臭を持つ気体で、悪臭防止法の特定悪臭物質です。

MLSSとは、混合液中のSSと言う意味です。要するに、曝気槽の中の活性汚泥浮遊物(mg/L)の事を意味します。濾過又は、遠心分離後に乾燥して重量を求めます。水処理ではエアレーションタンクの中の活性汚泥の量を把握するために用います。

MLVSSとは、MLSS(活性汚泥浮遊物質)のVS(強熱減量)をmg/Lで表します。活性汚泥有機性浮遊物質といいます。
MLSSの有機物量を大まかに表すことから、活性汚泥法における曝気槽内混合液の微生物を想定する場合、MLSSよりも正確に示す指標となります。

汚濁負荷量です。流入してくる汚濁物質量(BODやSS等)の量で、処理場に対する負荷の量です。汚水量と汚濁物質の濃度を乗じて算出します。負荷量によって大まかに汚泥発生量が決まります。1日当たりの汚濁負荷量の計算式は以下の通り。汚濁負荷量(Kg/日)=汚水量(m3/日)×汚濁物質濃度(mg/リットル)÷1000

BOD汚濁負荷です。反応槽内のMLSSに対する、1日に処理されるBOD量のことです。MLSS単位あたり、どれだけのBODを相手にしているかの指標です。大まかに微生物量に対するBODの負荷量を示すもの。

BOD容積負荷です。反応槽の容積に対する、1日に処理できるBOD量。単位はBOD-Kg/㎥・日。曝気槽の設計などに用いられる重要な指標です。

循環比は、 R=(返送汚泥量+消化液循環水量)/流入水量により算出されます。この式は非常に出題頻度が多いので暗記しましょう。標準的には流入水量をQとすると返送汚泥量0.5Q、硝化液循環量1.5QとしてR=2程度が標準です。

 

今日もさわやかな秋晴れでした。

山と青空がとてもきれいでしたので、つい写真を撮りました。

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