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下水道第3種技術検定試験に役立つブログ(8日目)

 

8日目の勉強です。

それぞれの排水内の物質の処理について、学びます。


濃度の高いBODです。排出源は食品製造業や紙、バルブ製造・加工業などがあります。処理方式としては、生物処理法と、物理化学処理法があります。


ヨウ素消費量の高い排水処理です。ヨウ素消費量とは、排水中に含まれる還元性物質の指標です。還元性物質とは、酸素を貰うことで、より安定になる物質で、そのため、他の物質から酸素を奪いやすい、自身は酸化されやすい物質です。
酸化性物質とは、酸素を捨てることで、より安定になる物質で、そのため、他の物質に酸素を与えやすい、自身は還元されやすい物質です。このことから、還元性物質が多い排水は溶存酸素を多く消費することから、生物処理機能に影響を与えます。主な搬出減は繊維業、印刷業、写真現像業などがあります。(亜硫酸ナトリウム等)また、硫化水素が生成する場合、値が高くなります。処理方法として、薬品酸化法があり、次亜塩素酸ナトリウムなどの薬品が使用されます。


クロムの排水処理です。六価クロムは、人体に対して毒性を持つとともに、これを含む酸性排水は、強い酸化力のため、管渠を腐食します。
六価クロム三価クロムに還元したあと水酸化物凝集沈殿法で処理します。


シアンの排水処理です。アルカリ塩素法、錯塩法、イオン交換樹脂法などがあります。アルカリ塩素法低濃度大量排水処理に適していますが、酸化分解が困難な排水処理には向きません。この場合、鉄イオンを添加して難溶性化合物で沈殿させ、廃水中からシアンを取り除く錯塩法を適用します。

 

今日のひとこと

 近所のお寺での毎月毎に掲示板に名言が示されています。

 今月の言葉を紹介します。

 苦 悩

 「苦悩は自然に訪れることもあるが、多くは自らが作り出すものです。」

 

 心穏やかに日々を過ごすことが大切ではないでしょうか。