下水道第3種技術検定試験に役立つブログ(7日目)
今日で7日目です。
今日は排水処理排水処理の方法についてです。
フェライトとは、酸化鉄を主成分とするセラミックスの総称です。 強い磁性を示します。フェライト法は、鉄、マンガン、コバルト、ニッケルといった鉄族元素のほか、銅、鉛、スズ、カドミウム、クロム、ヒ素などの金属の回収に有効です。しかし、主要な環境汚染物質である水銀及び重金属イオンの分離には適していません。
メッキなどに使われるシアンは毒性が強い物質ですが、このシアンを処理する代表的な手法がアルカリ塩素法です。次亜塩素酸ソーダを使用し、酸化反応によりシアンを分解します。
鉄粉法は、鉄粉を排水に添加するだけで難生分解性有機物質、過酸化水素、リン成分、窒素成分、重金属など、様々な汚染物質を同時に処理できます。
イオン交換樹脂法です。水中のカルシウム、ナトリウム、シリカなどの塩類成分を取り除く必要があります。これらの成分は、水中に溶けてプラスやマイナスに帯電していますが、これら水中のイオンを取り除くときに利用されるのが、自らが持つイオンを水中に出して、代わりに水中に存在する他のイオンと交換する性質を持ったイオン交換体です。多孔性の合成樹脂でつくったイオン交換体をイオン交換樹脂といいます。
キレート法です。キレート(重金属固定剤)が排水中の重金属イオンと反応して不溶性塩を形成します。不溶性塩を形成する重金属イオンは、鉛、カドミウム、水銀、銅をはじめとする重金属を除去します。
金属水酸化物共沈法です。水酸化物沈殿を形成使用とするときpHをアルカリ性としたときに、金属が水酸化鉄とともに沈殿します。
今日のひとことです。
「自分なら世界を変える事が出来る」そんなことを本気で信じた人達が、この世界を変えてきたのだ。
大事を成すためには、強い信念をもって生きていくことが必要ですね。