下水道第3種技術検定試験に役立つブログ(6日目)
今週も週の真ん中になりました。試験まで1か月をきり、試験に向けアクセルを踏み込んでいきたいと思います。
今日は工場排水についてです。
まずは特定事業場についてです。
水質汚濁防止法により,政令で定める特定施設を設置する工場または事業場をいいます。規制をかけられる「排水」は,これらの施設から排出される水に限定されます。特定施設を設置する場合には,施設の構造や汚水などの処理方法,排出水の状態,排出量などを都道府県知事に届け出なければならなりません。
特定事業場等の排水が下水道に接続されている場合、下水道事業者は、下水排除基準値を超えないように指導しなければならない。
指導は、まず工程改善等を行い、次の手段として除害施設の設置を検討する必要があります。
下水道に与える影響の大きい物質について、出題の多い項目(キーワード)をまとめました。
◎電気メッキ施設から、排出するもの。→フッ素、シアン、鉛、銅、リン、窒素、
◎フェノールは有機合成化学工業重要な原料で、下水管渠に流入すると、悪臭の原
因となり、処理場では活性汚泥の浄化機能を阻害することがあります。また人体
に対して毒性を持ちます。
◎硫化水素は、酸性排水と硫化物が反応して発生することがあります。
◎ドライクリーニング業からは、テトラクロロエチレンが排出します。不燃性の液
体であり、空気中に蒸発しやすく、悪臭を持ちます。中枢神経の麻痺や、皮膚の
炎症など人体に影響があります。
今日のひとこと
頭をよくする3つの方法
1批判的に考えること
情報をそのまま受け入れない。 本当か?と常に考える。
2根源的に考えること
本質を見抜く。何故を繰り返す。
3創造的に考えること
アウトプットする。今あるものの新しい使い方を考える。まったく新しいもの
の考え方。